介護・福祉の資格 知りたい

おしえて認知症ケア専門士【認知症ケア専門士試験の概要について】徹底解説!

認知症メア専門士資格のメリットから取得まで解説します

2769人
2018年 認知症ケア専門士試験 合格者数

第14回(2018年)認知症ケア専門士試験の合格者数は

2、709人です。

「認知症ケア専門士の試験概要について教えてほしい」

という質問に答えていきたいと思います。

この記事を読むことによるメリット

この記事は、「認知症ケア専門士の試験概要について知りたい」という介護士のために書いています。この記事を読むことで、認知症ケア専門士の試験概要について分かります。

認知症ケア専門士の試験概要

 はじめに認知症ケア専門士の資格取得の手順

  1. 受験の手引きを購入→
  2. 一次試験受験申請(毎年3月中旬~4月下旬)→
  3. 一次試験(筆記 毎年11月中旬~12月中旬)
  4. 一次試験合格発表(毎年1月中旬)→
  5. 合格者は二次試験受験申請(毎年1月上旬~2月中旬)→
  6. 二次試験(論文 毎年8月中旬~9月下旬)
  7.     (面接 毎年12月上旬)
  8. 合格発表(毎年3月下旬)→
  9. 登録申請(毎年3月下旬~4月上旬)
  10. 認定証送付(毎年5月中旬)
  • これが「受験手引き購入~認知症ケア専門士 認定書交付」までの流れとなります。

一次試験 受験資格

  • 認知症ケアの施設、団体、機関等で、2010年4月1日から2020年3月31日の間に3年以上の認知症ケアの実務経験がある者

一次試験 出題分野

  • 分野1:認知症ケアの基礎(9時30分から10時30分)
  • 分野2:認知症ケアの実際1 総論 (11時10分から12時10分)
  • 分野3:認知症ケアの実際2 各論(13時30分から14時30分)
  • 分野4:認知症ケアにおける社会資源 (15時10分から16時10分)

一次試験 出題範囲

  • 認知症ケア標準テキストに準じた内容
  • 認知症ケア専門士制度規則、施行細則、教育カリキュラム1から6参照

一次試験 出題数

  • 各分野50問 4分野合計200問(マークシート、五者択一)

一次試験 合格要件

  • 各分野70%以上の正答率
  • 4分野すべての合格をもって、一次試験合格となる。

※各分野の合格有効期間は5年間

一次試験 受験料

  • 3.000円× 受験分野数(4分野で12.000円)

一次試験 受験地

  • 札幌、仙台、東京、名古屋、京都、福岡の中から希望受験地を1つ選択する。

二次試験 受験資格

  • 一次試験合格者(4分野全てに合格した者)
  • 認知症ケア実務経験3年以上を有する認知症ケア准専門士

二次試験 試験内容

 論述

  • 認定委員会より出題される事例問題に対する論述

 面接

  • 6人を1グループとした面接(当日発表するテーマに即した、ここの1分間スピーチとディスカッション20分)

二次試験合格要件

  • 論述の評価により、次の5つの要件を満たしたものを合格とする
  • ①適切なアセスメントの視点を持っているもの
  • ②認知症を理解しているもの
  • ③適切な介護計画を立てられるもの
  • ④制度及び社会資源を理解しているもの
  • ⑤認知症の人の倫理的課題を理解しているもの

二次試験 受験料

  • 8.000円

二次試験 受験地

  • 札幌、仙台、東京、名古屋、神戸、福岡の中から希望地を1つ選択。

試験全体の合格率

  • 第12回試験 2016年 49%
  • 第13回試験 2017年 56%
  • 第14回試験 2018年 54%

試験主催者

その他情報

  • 「認知症ケア専門士」「認知症ケア上級専門士」「認知症ケア准専門士」の3つがあります。
  • 「認知症ケア上級専門士」は、認知症ケアのチームにおけるリーダーアドバイザーとして活躍が期待される専門家の養成を目的に創設された認定資格です。
  • 「認知症ケア准専門士」は、社会に対して認知症を理解してもらう機会を広めて、認知症の方を社会で支える環境を整えることで、質の高い介護士を生み出していくことを目的に設けられました。
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