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介護施設【ご利用者様のオムツ外し】の原因と対策 4つのポイント 解説

高齢者オムツ外しの原因と対策4つのポイント
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夜勤で悩んでいる介護職員:「ご利用者様がオムツ外しをしてしまいます。何か対策はありますか?

分かりました!
そんな質問に答えていきたいと思います。

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「介護施設ご利用者様のオムツ外しの原因と対策」の記事を読むメリット

介護施設ご利用者様のオムツ外しの原因と対策」の記事を読んでほしい人は次の人です。

  1. ご利用者様の「オムツ外し」で悩んでいる介護職員
  2. 「オムツ外し」の原因と対策に興味がある人

また、「介護施設ご利用者様のオムツ外しの原因と対策」の記事を読むことによるメリットは下記です。

この記事を読むことで、

  • ご利用者様の「オムツ外しの原因と対策」が分かり、明日からオムツ外しについての知識をもって介護ができます。

記事の信頼性

僕は社会福祉士、精神保健福祉士、介護福祉士の3つの国家資格を取得しています。

今まで、特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、認知症対応型グループホームで介護士として働いてきました。

また、それぞれの施設で、ユニットリーダー、フロアリーダー、入所管理者として、新人介護士の教育指導を担当してきました。

ご利用者様の「オムツ外し」の原因と対策のポイント

ご利用者様の「オムツ外し」の原因対策ポイントは、

  1. まずは観察して原因を調べることが大事

  2. 対策は自分一人でではなく、介護職員全員で話し合う

  3. 正しいオムツ・パットのつけ方」を全員が勉強する

  4. 当然、「つなぎ服」はNG身体拘束です!

の3つです。

1.まずは観察して原因を調べることが大事

オムツ外しの対策について、一概に「これをすると絶対に効く!」というものがあるわけではありません。

まずはオムツ外しをしてしまうご利用者様を観察して、「原因が何なのか?」を突き止めることが大事です。

オムツ外しの原因としては、次の4つが考えられます。

原因1:「陰部のかゆみ」の場合

オムツ外しの原因の一つ目は、「陰部の痒み」です。これはご利用者様だけではなく、誰もが経験があるかと思います。

陰部が痒かったら自然と手で掻いてしまいますよね?

解決策1:こまめに陰部洗浄、清拭行い、かゆみを軽減できるようにする。

陰部の痒みを解決するには、やはり、陰部を清潔に保つということが大切です。

汗や尿・便などで汚れていると痒みを感じやすいです。

こまめに陰部洗浄、清拭を行い、かゆみを軽減できるようにしましょう。

解決策2:看護師に相談して、レスタミンなどの痒み止め軟膏の塗布を検討する

陰部の痒みについては、レスタミン等の痒み止め軟膏の塗布によって、軽減又は解決できる場合があります。

フロアの看護師に相談して、痒み止め軟膏の塗布の検討もしてみましょう。

原因2:「認知症の症状」の場合

オムツ外しの2つ目の原因は、「認知症の症状」による場合です。

理由はないが、手が勝手に陰部にいってしまい外してしまったり、パットを触ってしまうことがあります。

この場合、認知症のご利用者様が紙オムツやパットに含まれるポリマーを食べてしまうという可能性があり、とても危険です。

そのような場合は無理に紙オムツ・パットを使用するのではなく、手間はかかってしまいますが、布オムツ等を使用して対応することを検討する方がいいでしょう。

解決策:手間はかかりますが、「布オムツ」の使用を検討しましょう

オムツ外しが「認知症の症状」による場合、認知症のご利用者様が紙オムツやパットに含まれるポリマーを食べてしまうという可能性があり、とても危険です。

そのような場合は無理に紙オムツ・パットを使用するのではなく、手間はかかってしまいますが、「布オムツ」等を使用して対応することを検討する方がいいでしょう。

「布おむつ」については、リネン類のレンタル業者がレンタルの対応をしています

肌に優しい天然素材の布オムツ」の方が、紙オムツよりもお「オムツかぶれ」しにくく、快適な場合があります。

原因3:「便意・尿意による腹部の不快感」の場合

オムツ外しの3つ目の原因は、「便意・尿意による腹部の不快感」の場合です。

便が出たくてお腹が痛かったり、モゾモゾするため、ついついオムツを触って外してしまうということがあります。

また、便・尿が出た後で陰部が気持ち悪くて触ってしまうということもあります。

解決策:ご利用者様の不快な様子をいち早く察して、オムツ交換を迅速に行う

便が陰部や臀部に挟まっている状態だと、オムツの中はとても気持ちが悪いです。

そのご利用者様の不快な様子素早く察してすぐにオムツを替えるようにしましょう。

また、便意を感じて不快感があるという場合には、腹部マッサージをしたりして、排泄を手伝ってあげましょう。

ポイント:手で陰部を触ってしまった時のことを考えて、手の爪を短くケアしておく

手で陰部を触ってしまった時のことを考えて、手の爪を短くケアしておくことも大事です。

また、手指の消毒をこまめにする等、もし陰部を触ってしまったときに手指が不衛生になってしまうので、手指の洗浄・消毒を常に心掛けるようにしましょう。

原因4:これら以外のご利用者様の漠然とした不快感やもやもやが原因の場合

オムツ外しの原因が、ご利用者様の漠然とした不快感やもやもやが原因ということも考えられます。

特別理由があるわけではないけど、なんとなく気持ち悪い」みたいな感じです。

解決策:ご利用者様が快適になる環境を考える

この場合は、ご利用者様が「快適に感じる環境」とはどんなものなのか?を考えて、ご利用者様の周囲の環境を整えてみましょう。

室温・湿度・好きな音楽・好きな香り・好きなこと・好きな話・マッサージ・歌・テレビ…」対策のアイデアは無限にあるかもです。

介護職員としてのアンテナをフル活用して、ご利用者様が快適になる方法を考えてみましょう。

2.対策は自分一人でではなく、介護職員全員で話し合う

もう一つ、介護職員の全員で「オムツの正しい付け方」を話し合ってみてはどうでしょうか?

きつく締めすぎたりあるいはずれていたり、ゆるすぎたりと介護職員によってオムツの付け方が違うということが、ご利用者様のオムツの不快感になっているかもしれません。

3.「正しいオムツ・パットのつけ方」を全員が勉強する

もしかしたら、オムツ・パットが正しく使用できていないかもしれません。

それぞれのパット、紙オムツの種類によって正しい付け方は異なります

しっかりと説明を受けて、正しいおむつの付け方を勉強しましょう。

場合によっては、紙おむつの業者に依頼をすれば「オムツの正しい付け方」についての講習をやってくれます

問い合わせしてみてもいいかもしれません。

4.当然、「つなぎ服」はNG。身体拘束です!

オムツを外してしまうからといって、「つなぎ服」を着ることは身体拘束となります。

介護保険では身体拘束は原則禁止となっていますので、ケアの選択技としてつなぎ服のことを考えるのは絶対にやめましょう。

質問

質問

身体拘束禁止」とは言っても、つなぎ服着た方がオムツを外さないしいいんじゃないですか?介護職員の大変さわかってます?

介護職員の方の大変さはよく分かります。

汚れるたびに着替えなければいけない。

何回も何回も同じことを...」となると、肉体的にも当然疲れますし、精神的にも参ってきます

それでも、だからといって身体拘束をしていいわけではありません!

では、自分がオムツをつけてみたらどうですか?

もし、それでもと言う方は、1回自分でパットをつけてオムツをつけて、つなぎ服を着てみたらどうですか?

特に夏は、どれだけ「つなぎ服」が暑くて窮屈かがわかるでしょう。

どれだけ居心地が悪いかわかるでしょう。

自分が嫌に感じることをご利用者様にやってはいけません。

自分とご利用者様は違うと言う感覚が持つのはやめましょう。

自分のご利用者様も同じです。

自分が嫌な事はご利用者様にもやめましょう。

あなたは実際にオムツをしたことありますか?

僕は紙オムツを体験したことがあります。

寝ながらオムツをつけて排尿をしたことがあります。

排便もしたことがあります。

とっても気持ちが悪かったです。

トイレで排尿排便することに慣れている人は、オムツをつけたままベッドの上で排尿排便は、おそらくできないと思います。

排便の時については、肛門周辺がモコモコとした感じになって、排便後はお尻とお尻の間に何か硬いものがあるような感じでとても嫌な感覚があります。

そういった不快感がオムツ外しの原因だとしたら、すぐに交換してほしい!ですよね。

ご利用者様の「オムツ外し」の原因と対策のまとめ

ここまで、オムツ外しの対策について解説してきましたが、いかがでしょうか?

ポイントは、

  1. まずは観察して原因を調べることが大事
  2. 対策は自分一人でではなく、介護職員全員で話し合う
  3. 正しいオムツ・パットののつけ方を勉強する
  4. 当然、つなぎ服はNG。身体拘束です!

ということです。

ご利用者様はオムツなんて履きたくない!

また、「なぜオムツを外してしまうのか?」を考える前に、「なぜオムツをつけているのか?」を考えてみるのもいいかもしれません。

オムツをつけることは、介護職員の勝手な理由ですよね。ご利用者様からしてみればオムツなんてつけたくない!と感じているかもしれません。

介護士としてのアンテナをフル活用しよう!

介護士のアンテナをフル活用してご利用者様への対応を考えてみましょう。

最後に、現場で四苦八苦している介護職員の皆様にとことんご利用者様の目線で解説してしまいましたが、介護現場で頑張っている介護職員の方々に少しでも参考になってくれれば嬉しいです。

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