「ケアマネジャーってどんな資格なんですか?わからないから教えてほしい。ケアマネジャー資格取得のメリットが知りたい。」
そんな質問に答えていきたいと思います。
「ケアマネジャー資格取得方法とメリット」の記事を読むメリット
「ケアマネジャー資格取得の方法とメリット」の記事を読んでほしい人は次の人です。
- ケアマネジャーの資格に興味がある人
- ケアマネジャー資格の取得方法・内容・メリットが知りたい人
また、この記事を読むことによるメリットは下記です。
この記事を読むことで、
- ケアマネジャーの資格取得方法・内容・メリットがわかる
ようになります。
では早速いきましょう!
記事の信頼性
僕は社会福祉士、精神保健福祉士、介護福祉士の3つの国家資格を取得しています。ケアマネジャーについても詳しく理解しています。
ケアマネジャーはどんな資格?
ケアマネジャー(介護支援専門員)は、介護保険制度において、それぞれの要支援者・要介護者に適したケアプランを作成し、介護保険サービス利用の連絡・調整をするという、とても重要な役割を担う公的資格であり、国家資格ではありません。
ケアマネジャーの3つの主な仕事
ケアマネジャーには大きく分けて3つの仕事があります。一つ一つ詳しく解説していきます。
1.ケアプランの作成業務・モニタリング業務
まずは何といっても「ケアプランの作成」業務です。これがメインの仕事ですが、「どうやってケアプランを作成するの?」という人もいるかもしれません。少し、ケアプラン作成の流れについても解説したいと思いますが、基本的には上の図のような流れでケアプランを作成していきます。
1.アセスメント
ご利用者様の状態を確認します。何ができて、何ができないのか?何が課題なのか?何を解決していく必要があるのか?など、ご利用者様の状態を詳しく把握します。
2.ケア会議・プラン作成
ご利用者様・ご家族様・ケアマネジャー・介護サービス事業所(必要な時)でケア会議を行います。ご利用者様のご意向を確認し、アセスメントの内容を踏まえて、プランを作成していきます。
3.ケアプラン作成・同意
作成したケアプランを本人・家族へ説明します。どのような内容のサービスを利用するのか等、詳細を説明し、ご利用者様とご家族様の同意を受けます。
4.モニタリング
ケアプラン作成後、月に一回定期的にご利用者様と面接をして、サービスの実施状況を確認します。ご利用者様の身体の状態や環境の変化に合わせて、適宜ケアプランの変更を行います。
2.要介護認定申請代行業務
ケアマネジャーの主な3つの仕事のうち、1つ目は「ケアプランの作成業務・モニタリング業務」でしたが、2つ目は「要介護認定申請代行業務」です。
介護保険サービスを利用するためには、「要介護認定」を受ける必要があります。ケアマネジャーは、ご利用者様やご家族様が諸事情によって申請できない場合に要介護認定の申請を代行することが認められています。
3.介護給付費管理業務
介護保険制度では、介護度によって介護給付費の限度額が異なります。限度額を超えてしまうと超えた分は10割全額自己負担になってしまうので、基本は限度額の範囲内で介護サービスを調整します。ケアマネジャーは担当ご利用者様の支給限度額を把握して、毎月の介護サービス利用料の計算を行います。
また、月に一度、ご利用者様にサービス利用票を作成・交付する必要があります。
以上がケアマネジャーの主な仕事内容になります。
ケアマネジャー資格を取得するメリット
僕は介護現場で介護士として働いていたので、ケアマネジャーの資格取得のメリットについても介護士目線から解説していきたいと思います。介護士の方は「あ~、そうそう!」ときっとうなずくはずです!ケアマネジャー資格取得のメリットは下記の5つがあります。
- 現場でのつらい介護業務から、身体的負担の少ないデスクワーク業務へと転職できる!
- 夜勤業務から解放される!
- 給与面でアップが期待できる!
- ステータス!
- 自身のキャリアアップにつながる!
の3つです。
メリット1:現場でのつらい介護業務から、身体的負担の少ないデスクワーク業務へと転職できる!
ケアマネジャーになれば、現場でおむつ交換やお風呂介助などをする介護職員と違って、デスクワークや外回りでご利用者様の自宅や関係事業所へ訪問するといった仕事が多くなります。なので、今まで、重労働の身体介助で「腰が痛い。」「膝が痛い。」と身体が悲鳴を上げていた人は、その苦痛から解放されることができます。また、自身の活躍するフィールドが変化しますので、良い刺激になります。
メリット2:夜勤業務から解放される!
介護職員の夜勤業務は正直きついですよね。「なにより眠たい!」仮眠の時間はあるものの、徹夜で起きて仕事をするというのは、かなり身体に負担がかかります。何年も夜勤業務を続けている人は、体内リズムが乱れてしまい、健康を害する原因にもなりかねません。
ケアマネジャーになると、夜勤業務はなくなり、日勤業務だけになります。あとは自分でスケジュールを管理してケアマネジャー業務をこなしていく日々なので、今までの介護職員のつらい夜勤業務とは、おさらばできます!
メリット3:給与面でアップが期待できる
「介護職員は低賃金だ!」と世間では言われていますが、いままで介護現場で働いてきて、実際その通りだと僕は思います。ケアマネジャーの給与については、他の業界の給与と比べると決して高いわけではありません。しかし、H27年度 介護労働実態調査では、「介護職員225.299円」「ケアマネジャー265.077円」とケアマネジャーと介護職員の平均給与に4万円近く差があります。介護職員がケアマネジャーの資格を取得することで、給与面でのアップが期待できるといえます。
メリット4:ステータス・自身のキャリアアップにつながる
介護業界にはいろいろな資格がありますが、ケアマネジャーの資格は、その中でトップのステータスの資格といえます。受験資格要件などをみて分かるように。「介護職員初任者研修」→「介護職員実務者研修」→「介護福祉士」→「ケアマネジャー」というような「キャリアアップの流れ」があるといえます。ケアマネジャーは難易度の高い資格ではありますが、世の中のニーズがあり、将来性も期待できます。資格を取得することで仕事の幅も広がり、「周囲があなたを見る目が変わる」といえます。
ケアマネジャーの活躍の場所
ケアマネジャーの活躍の場は、
特別養護老人ホーム、介護老人保健施設などの介護保険施設、指定居宅介護支援事業所、地域包括支援センター、有料老人ホーム・グループホームなどの介護施設となります。
ケアマネジャー実務研修受講試験の受験資格
ケアマネジャー実務研修受講試験の受験資格受講要件は下記のいずれかの要件を満たす人です。
1. 国家資格( 法定資格) をもっている人 <実務経験5 年>
社会福祉士、介護福祉士、医師、看護師、保健師、理学療法士、作 業療法士など21 種類の法定資格の有資格者で、
その資格にかかわる実 務に登録日以降5 年以上かつ900 日以上従事した方
B . 相談援助業務に従事している人 <実務経験5 年>
生活相談員、支援相談員、相談支援専門員、主任相談支援員として、 相談援助業務に5 年以上かつ900 日以上従事した人
2017年までは、介護職員初任者研修(ホームヘルパー2級)の資格所有者や無資格者でも介護業務の経験年数によって受験資格を得られましたが、2018年からは介護福祉士以外の介護職要件が外されたので、注意しましょう(つまり、ヘルパー2級や介護福祉士実務者研修修了ではダメになり、介護福祉士でないと認められなくなったということです)。
ケアマネジャー実務研修受講試験の科目・合格基準
ケアマネジャー実務研修受講試験の科目は「介護支援分野」と「保健医療福祉サービス分野」の2つから、5者択一方式で60問が出題されます。介護支援分野・保健医療福祉サービス分野ごとに、正答率70%が基準です。
「介護支援分野」について
この分野は、「介護保険制度の基礎知識、要介護認定などの基礎知識、居宅・施設サービス計画の基礎知識」についてです。
ここから25問が出題されます。
「保健医療福祉サービス分野」について
この分野は、「保健医療サービスの知識(基礎)、保健医療サービスの知識(総合)、福祉サービスの知識」についてです。
保健医療サービスの知識(基礎)から15問、保健医療サービスの知識(総合)から5問、福祉サービスの知識から15問の計35問が出題されます。
ケアマネジャー資格についての問い合わせ先
ケアマネジャー実務研修受講試験の受験料は都道府県によって異なります。問い合わせ先は都道府県によって異なります。詳しくは各都道府県の担当課へお問い合わせください(受験料目安:1万円前後)。
【東京都の場合の問い合わせ先】
「公益財団法人 東京都福祉保健財団
人材育成部 介護人材養成室 ケアマネ試験担当」
ホームページ: http://www.fukushizaidan.jp/101caremanager/shiken.html
TEL:03-5909-2281
- 下記より各都道府県別担当課を探せます。
公益財団法人社会福祉振興・試験センターのホームページ http://www.sssc.or.jp/shien/index.html
ここまで、ケアマネジャーの資格の内容・メリットについてお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか?
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