- 研修を受けて成年後見人となれば、その活動を主軸に、独立することが本当に可能です。
- 社会福祉士として、特別な能力がなくても、介護士の年収の2倍は稼げます。しかし、1.000万円以上稼ぐとなると、厳しいかも。
🖋【前置き】
この記事は、
「社会福祉士の資格に興味があり独立できるが知りたい」
「独立したとして、どのくらい稼げるのか具体的に知りたい」
という方のために書きました。
この記事を読むことで、独立して活動している、社会福祉士のことがわかり、自分が社会福祉士を取得して、独立をした際のイメージが、具体的には湧いてくると思います。
では早速いきましょう!
🖋【記事の信頼性】
僕は社会福祉士・精神保健福祉士・介護福祉士の3つの福祉関係の国家資格を取得しています。
また、僕は今、まさに、成年後見人の活動を主軸にで独立開業しています。
また、自分の周りには、独立開業している社会福祉士の方が多くおられ、情報交換しています。
- 研修を受けて成年後見人となれば、その活動を主軸に、独立することが本当に可能です。
「 社会福祉士の資格で独立ができるのか? 」
その答えは「 YES 」です。
ほとんどの社会福祉士の方は、介護保険施設の相談員や、病院の医療相談員、障害者相談支援事業所の相談員などで、組織に属しながら働いている人です。
しかし、ごく少数ですが、どこの組織にも属さず、自らの福祉に対する思いをもとに個人で独立をして働いている人もいます。
私は、社会福祉士会の成年後見人養成研修を受け、社会福祉士として成年後見人となりました。
そして、現在は成年後見人の活動を主軸に独立をしまして、個人で社会福祉事務所を開業して、活動しています。
おそらく、皆さんの周りには、独立している社会福祉士の方に会う機会がほとんどないのではないかと思います。
なので、私の周りの独立している社会福祉士の方の働き方を、ぶっちゃけて、皆さんにお伝えしていきたいと思います。
結論からいいますと、以下の4つに大きく分けられます(オリジナルな分類です)。
①成年後見人主軸型
私がこれに当てはまります。
成年後見人を約30名程度受任させていただき、成年後見人の活動中心で活動しています。
②成年後見人とケアマネ兼業型
例:成年後見人を約15名程度受任して、ケアマネージャーとして、担当を10名から20名程度持って独立。
③引退後、活動型
60歳まで福祉施設の相談員として働き、引退し、引退後年金を受給しながら成年後見人を受任し、併せて福祉のセミナー講師なども行う。
④児童福祉・母子福祉型
成年後見人を数人受け持ち、主軸はスクールソーシャルワーカー、母子福祉関係の仕事をしながら独立する。
実際は、この4種類以外にも、様々な分野で独立活動する方がいると思います。
「 社会福祉士で独立する 」
といっても、中身は一人一人全然違う活動をしているということがわかりますよね。なので、当然活動によって収入も変わってきます。
- 社会福祉士として、特別な能力がなくても、介護士の年収の2倍は稼げます。しかし、1000万円以上稼ぐとなると、厳しいかも。
僕が、
「 介護士の2倍は稼げます。 」
と言うのには理由があります。
僕が介護士として働いていた時は、年収は300万円程度でした。現在は、年収600万円以上は稼いでます。
🖋成年後見人の報酬について
成年後見人の報酬を簡単に分かりやすく説明すると、
成年後見人が、「 報酬付与の申し立て 」というものを行い、家庭裁判所が報酬を
決定します。成年後見人が勝手に報酬を決めるわけではありません。
なので、報酬の水準は大体決まっています(地域によって多少誤差はあると思いますが)。
報酬決定の基準については、目安はありますが、一つ一つの案件に対しての報酬基準は家庭裁判所は明らかにしていませんし、家庭裁判所が決めた報酬に対して、不服申し立てすることはできません。報酬は各地区の管轄する家庭裁判所の裁量によるということになっています。
🖋ここからは貴重な話です
私の今までの経験から言うと、
「 基本報酬は月当たり2万円 」
で出ることが多いです。
後見人の報酬は、1年まとめて請求するので、
20,000円×12ヶ月= 年額240,000円
となります。
なので、
10人担当しているとすれば、
240,000円× 10 人 =年額2,400,000円
20人担当しているとすれば、
240,000円× 20人=年額4,800,000円
30人担当しているとなれば、
240,000円× 30人=年額7,200,000円
となります。
この水準については、後見人を1人担当している方も、複数担当している方も変わりません。担当が増えれば、報酬単価が増えるわけではありません。
また、制限なしに何十人も担当できるわけではありません。
自分の能力を超えて、たくさんの後見人を担当しすぎると、適正な後見事務が行えなくなります。
個人の能力にもよりますが、目安は、20人から30人程度、事務員を1人雇っている場合はその1.5倍程度限界かと思います。
【質問】
- 「 そんなにたくさん、成年後見人を担当して大丈夫なの? 」
- 「 みんな、お金を目当てに独立しているの? 」
社会福祉士一人ひとり作業能力が違うので、人によっては10人受け持つのでいっぱいいっぱいの方もいると思います。
また、作業能力が高い方にとっては、30人でも、問題なく後見事務を行えると思います。
作業効率については、日々、作業効率を良くすることを考え、何年も実践していれば、自然と作業効率が上がっています。最初の頃は1つの事務を行うのに半日ぐらいかかってしまったとしても、慣れてくれば10分20分で終わってしまうことだってあります。
やり方次第なんですよね。
「 いかに効率よく作業をしていくか 」
それが大切になってくると思います。
【最後に大切なこと】
ほとんどの社会福祉士の方が、
「 自分の福祉に対する強い思い 」
があり、それをするために独立しています。
そして、皆しっかりとした活動をしています。
決して、
「 お金のためだけに独立している 」
わけではありません。
自分の「 実践したい福祉活動 」があり、
自分で「 福祉の倫理観 」をしっかりと持ち、
それを自分の「 福祉理念 」のもとに実践していく。
私は、これを実践している独立している社会福祉士の方々のことを、とてもかっこいいと思いますし、誇りに思っています!
大きな社会福祉法人や医療法人の中で働いていると、
「 自分の考え 」よりも、
「 組織としての考え 」が優先されます。
それが、
「 安心。楽。 」と感じる時もあれば、
「 邪魔 」に感じる時もあります。
また、福祉の実践においては、必ずしも大きな組織としての考え方が正しいとは私は思いません。
自分の「 福祉理念 」のもと、スピーディーに 、そして応用をきかせて動いていく。
一人ひとりの利用者のニーズをしっかりと考え、
支援し、
答えを導き、
利用者の福祉を実現していく。
それが、独立している社会福祉士の姿です。
いかがでしたでしょうか?
社会福祉士として独立することができるのか?どのくらい稼いでいるのか?など、具体的にイメージすることができましたでしょうか?
では今日はこれまでです。
皆さんの貴重なお時間を頂戴して、
ブログを拝見してくださいまして、
本当にありがとうございます。
ブログを読んでくれた皆様に、少しでも役に立てるよう、
これからも執筆していきたいと思います。
よろしくお願い致します。
万が一やめたいときは、
『退会手続き』もサッと1分!
安心して使えます!
自分の市場価値が分かっちゃいますよ!
特性・仕事の強みも把握できるので、
転職活動を進めやすくなりますよ!
- パーソナリティ診断
- ミイダス市場価値診断
- コンピテンシー診断
の3つの超有料級の自己分析サービスができるのも特徴です。
最低限『社畜』にならないために、
自分の市場価値くらい把握しておいてもよいかもです。
5分程度で登録できるので、休憩時間にできますね!
ミイダスは結構使えるので、興味のある方はすぐにどうぞ。
それに、登録無料なので、ミイダスはコスパ最強ですね。
\今すぐ無料登録はコチラ!/
※登録・診断『無料』5分でできるので、安心して利用できます!
【徹底活用!無料登録で使える!】
<適性診断一覧>
サービス | 適性診断 | 時間目安 | 特徴 |
①市場価値診断 ②コンピテンシー診断 ③パーソナリティ診断 | 5分 25分 15分 | ・7万人の転職データから算出。あなたの市場価値がわかる! | |
グッドポイント診断 | 15分 | ・毎週2万人以上が新規登録! | |
doda | ①キャリアタイプ 診断②転職タイプ診断③エゴグラム 適職診断 | 10分 10分 5分 | ・約200万人の会員データで開発! |
マイナビ ジョブ 20’s | マイナビジョブ 20’s適性診断 | 10分 | ・毎年、世界中で数千万人の求職者が利用! |